運転免許のオンライン更新講習をやってみた

こんにちは、時短担当のtamuraです。
いきなりですが、運転免許の更新て面倒ですよね。今までは平日に有休使って免許センターまで手続きに行ってました。それが今回来た案内ハガキに「あなたはオンライン更新講習できます」って書いてあったので、検証も兼ねて申し込んでみました。

オンライン更新講習の対象者

まず、オンライン更新講習はまだお試し段階(モデル事業)のようで、以下のような制約条件があります。
・北海道、千葉県、京都府、山口県にお住まいの方
・マイナンバーカードをお持ちの方
・講習の区分が「優良運転者」または「一般運転者」
※他にも70歳以上の高齢者講習などが対象外です

ユーザビリティ検証

早速、案内ハガキのQRコードを読み取ってランディングページにアクセスしてみました。

丁寧な操作マニュアル(全75ページ)が用意されていますが、目的が時短なのでいったんスルー。困ったら読みます。

アクションボタンが同系色で識別しにくかったり、フォントのメリハリや色使い単調なので、ところどころ迷いが生じるUIUXデザインでした。

いろいろ気になりながらも、プラポリ同意、注意事項(不正すると罪に問われるよ)同意、マイナンバーカード読み取りを行い、受講の準備が完了しました。ここまで10分くらい。

マイナンバーカード認証に慣れてないと手間取りそう。PCだとカードリーダーが必要なので、カメラ読み取りできるスマホが便利です。

    不正対策検証

    受講を開始すると最初に受講手順が表示されます。

    講習動画は4単元あり、各単元ごとに動画視聴した後に確認テストと顔認証を行います。当たり前ですが動画は倍速再生できません。

    顔認証により代理受講のような不正に対する抑止を行っています。マイナンバーカードの顔写真と照合しているようです。精度は大丈夫?と心配になりますが、現在の日本の技術は世界最高水準らしいです。

    解説!? 顔認証の精度とNISTについて

    講習動画と運転適正診断を無事終えて、最後にアンケートに回答してオンライン更新講習は完了しました。画面操作に不慣れなこともあり、2時間くらい掛かりました。

    業務検証

    残念ながら新しい免許証は自宅配送してくれないので、結局免許センターまで取りに行く必要があります。

    休日の受け取りが可能で時間指定ができるので、休みの日に近くのショッピングモールに行くついでに免許証の受け取りをしてきました。

    更新料の支払い、視力検査、写真撮影などで1時間くらい。受け取りまで自宅でできるようになるともっと良いですね。

    アメリカでの自動車免許更新

    まとめ

    運転免許のオンライン更新講習はお試し段階ですが、時間の使い方の選択肢が広がるので、定着すれば良いサービスになると思いました。
    まだまだ改善の余地はありますが、私なりに勝手に評価してみました。
    ・利便性 :★★
    ・不正対策:★★★★
    ・業務改善:★★★

    何はともあれ自動車免許の更新講習は面倒がらずにちゃんと受けて交通安全の意識を高めて、皆で交通事故ゼロ社会を目指しましょう!

    以上。