弊社レガートシップでは健康経営推進のさまざまな試みを K2S 委員の皆さんが進めてくれています。いつもありがとう。
そのなかのひとつが週に一度赤坂事務所内で実施しているラジオ体操。
そんなラジオ体操のあった日の帰路の電車内、若手の IWM くんがラジオ体操について熱く語ってくれたことをきっかけに近所で早朝に行われているラジオ体操に参加してみることにしました。
この時はまだ 2 月の初め。ラジオ体操の始まる 6 時半前は太陽が昇る気配だけです。
街路樹の合間にはたくさんの人たちがスタンバイ。 どこに音源があるのだろうか例のオープニング曲が流れてくる。歌えますか?ラジオ体操の歌。
ラジオ体操の歌を空で歌える自分に少し感心しつつ、アイスブレークの柔軟体操を挟んでラジオ体操第一、そして間髪入れずにラジオ体操第二へと続きそのままフィナーレ。皆さん挨拶を交わしながら解散です。そろそろ太陽も顔を出してきそう。
早朝のピリッとして新鮮な空気のなかでのラジオ体操もいいですね。
まだまだ寒かった早朝ラジオ体操参加の 2 月から時を経て桜の季節も過ぎようとしています。今年は開花が遅かったので長く桜をたのしめた気がするようなしないような。近隣で歴史を感じる桜を見学してきたので歴史の勉強。
埼玉県北本市 東光寺の石戸蒲ザクラ
日本五大桜まで数えるとこの桜もエントリーするとのことです。樹齢 800 年と伝えられていて、蒲ザクラの名は征夷大将軍源頼朝の弟範頼(蒲冠者)に由来するといわれます。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の作中で良い人キャラの蒲冠者殿は修善寺で粛清されてしまいましたが、石戸蒲ザクラは彼が実は生存していたとされる説からきているとか。
有名な桜なのでとても多くのひとたちが訪れていました。近隣には自然観察公園があるなど桜だけではなく周辺で多くの植物をたのしむことができますよ。
桜と菜の花とのコントラストが綺麗です。
埼玉県寄居町 鉢形城公園内の氏邦桜
樹齢 160 年とのことで北条氏邦存命の時代とはカスリもしませんが、戦国期にこの地を治め鉢形城主だった彼への親しみを込めて近年「氏邦桜」と命名されたのこと。
とても背が高い桜の木で切岸下から見上げるとビルを下から眺めているような気持ちになります。
鉢形城跡は公園として整備されつつ当時の遺構も多く残されていて見どころが多いのです。地元の皆さまの環境保全活動に感謝いたします。広大な城址ゆえに歩き回るとけっこうなハイクになるのでたびたび訪問してフラフラと楽しんでいます。
堀を兼ねた深沢川がちょっとした渓谷を作っていたり、諏訪曲輪跡のすぐ外側には八高線の単線が走っていて時間が合えば一両編成の可愛い車両をすぐそばで眺めることができます。
鉢形城の北側は荒川の断崖になっていますが、対岸には七代目松本幸四郎丈の別邸跡が公園になっていたり、その記念として十代目松本幸四郎丈直筆の守破離の石碑が飾られていたり。
いつか山高神代桜や三春滝桜を見に行ってみたい。
以上、歴史担当でした。